対応規格

支援可能規格

ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、ISO27001(情報セキュリティ)、ISO45001(労働安全) 、ISO13485(医療機器)、ISO39001(道路交通安全)、JISQ9100(製造:航空・宇宙・防衛産業)、SJAC9120 (販売:航空・宇宙・防衛産業)、JISQ15001(個人情報保護)、ISO22000(食品)、FSSC22000(食品)、JFS(食品)、HACCP(食品)、IATF16949(自動車)

ISO9001 品質マネジメントシステム


ISO9001とは、国際標準化機構(ISO)にて1987年に制定された品質マネジメントシステムの国際規格です。 2015年に改訂され、顧客満足向上のために会社の質(製品の質、サービスの質、接遇やマナーの質、経営の質、連絡の質、教育の質、設備の質・・・など全て)をマネジメントする規格として世界中に広まっています。

ISO14001 環境マネジメントシステム

国際標準化機構(ISO)にて1996年に制定された環境マネジメントシステムの国際規格がISO14001です。2015年に改訂され、地球環境への影響を継続的に改善していくための規格として世界中に広まっています。近年の温暖化や気候変動を考慮すると、環境対策は“企業の社会的責任”であり“最低限のマナー”といえるでしょう。

ISO45001 労働安全衛生マネジメントシステム

労働安全衛生( Occupational Health & Safety = OHS )マネジメントシステムは、従業員及び関連する第三者の安全・衛生・健康面の管理を、企業経営の一環としてより大きな体系的枠組みに取り入れることにより、その組織を健全・円滑に運営することを実現するための規格です。ISO45001には、適用される関連法規制を順守しながら、継続的に組織の OHSの状況を改善していくためのプロセスが組み込まれています。

ISO22000 食品安全マネジメントシステム(食品関連:FSSC22000、JFS、HACCP構築)

現代は、食品の多様化・国際化・広域化が進行し、莫大な量が国際・国内市場を流通し、リスク管理が十分にできない状況にあります。不祥事の多発により、消費者の「食の安全」への関心は高まる一方です。そこに登場したのがISO22000食品安全マネジメントシステム(食品関連:FSSC22000、JFS、HACCP構築)です。総合的・体系的な食品安全管理システム対する全世界のニーズに応えて、 HACCPシステム(食品危害分析)とISO9001(品質マネジメントシステム)の考えを組み合わせた新たな食品の安全性に関する規格として2005年に発行されました。

ISO/IEC27001 情報セキュリティマネジメントシステム

情報セキュリティマネジメントシステム( ISMS:Information Security Management System )の新しい国際規格として,「ISO/IEC 27001:2013(以下,ISO/IEC 27001)」が発行されました。ネットワーク社会の進展やパソコン、情報システムの普及は利用者に多大な利便性をもたらす一方で、コンピュータウィルス、不正アクセス行為、システムダウンによる業務中断、故意や不注意による情報漏えいなど様々なセキュリティ事件・事故の脅威を生んでいます。このような事件・事故が発生すると企業に対するダメージは計り知れません。企業防衛、取引条件、企業間の信頼性確保の為にいまや情報セキュリティは企業の身だしなみとなっています。

JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム

個人情報の漏洩事件が後を絶ちません。いまや卒業名簿もパソコンのデータもお金になる時代です。官公庁や大企業は、個人情報管理が徹底していない会社とは取引をしない傾向にあります。個人情報は、生活の様々な場面で必須です。就職、電話の契約、部屋を借りる、通販でモノを買う・・・、何をするにも個人情報は必要です。しかし、ウィルス、設定ミス、送信ミス、置き忘れ・・・などなど、ちょっとしたことでプライバシー情報は簡単に漏洩します。個人情報漏洩のリスクをできるだけ低減し、顧客や取引先に安心してもらうためには、プライバシーマーク( JIS Q 15001 )のシステム構築が最適です。情報漏洩等のリスクを低減し、適切な仕組みを構築いたします。

ISO13485 医療機器-品質マネジメントシステム-規制目的のための要求事項

ISO 13485は、“医療機器の安全性と品質の維持”を目的として制定された医療機器産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格(※セクター規格)です。医療機器の設計・開発、製造、保管、配送、据付け等に関与している組織が対象となります。 日本の医薬品医療機器等法(薬機法)及び海外で指定されている医療機器及び体外診断用医薬品(埋込み医療機器を含む)、製品に組み込まれる部品・材料・素材が対象となります。製品リスク、製品の清浄性、滅菌等が規格要求事項に含まれています。

ISO39001 道路交通安全マネジメントシステム

交通事故による死者数は全世界で毎年130万人以上、負傷者数は5,000万人以上のデータがあります。ISO 39001は、交通事故の死者、負傷者を減らすことを目的に、道路交通安全のために取り組むべき要求事項を定めています。また、交通事故の発生は、組織にとって経済的な損失になるだけでなく、信用喪失や事業存続の危機にもつながります。 事業に関わる“RTSパフォーマンスファクター(道路交通安全に大きく寄与する要因:例(死傷者数、事故件数、安全装置普及率、他))”の特定及びリスクに応じた対応が求められます。

JIS Q 9100 品質マネジメントシステム-航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する要求事項

JIS Q 9100は、航空、宇宙及び防衛産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格(※セクター規格)です。アメリカのAS9100やヨーロッパのEN9100と同等であり、世界の航空、宇宙及び防衛産業でグローバルな部品調達基準として採用されています JIS Q 9100を取得すると、IAQG(国際航空宇宙品質グループ)のベンダーリスト(IAQG-OASIS)に登録されます。 プロセスオーナー(タートル図)、キー特性、製造プロセスのリスクアセス、形態管理、初品検査、模倣品の防止、スタンプ管理等が規格要求事項に含まれています。

SJAC9120 航空、宇宙及び防衛分野の販売業者に対する要求事項

JIS Q 9100をベースに、航空、宇宙及び防衛産業の卸売業者及び商社等(部品・材料販売、保管、配送)に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格(※セクター規格)です。アメリカのAS9120やヨーロッパのEN9120と同等で、SJAC9120を取得すると、IAQGのベンダーリスト(IAQG-OASIS)に登録されます。 プロセスオーナー(タートル図)、キー特性、形態管理、模倣品・不正品疑い品の防止、スタンプ管理等が規格要求事項に含まれています。

IATF16949 自動車産業の生産部品及び関連するサービス部品の組織に対する品質マネジメントシステム要求事項

自動車産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格(※セクター規格)です。世界の多くの自動車メーカーが、自動車部品の調達基準として採用しています。 プロセスオーナー(タートル図)、試験所、第二者監査、製品設計、製造工程設計、コントロールプラン、不適合・疑わしい製品・手直し品・修理品の管理が規格要求事項に含まれています。統計的手法、コアツール(PPAP、APQP、MSA、SPC及びFMEAを含むリファレンスマニュアル)の活用も求められます。




※セクター規格:汎用性のあるISO9001に業界固有の要素について追加要求事項を規定した規格